ただいまミュンヘンです

ザルツブルクで音楽祭を聴いた翌日にバスで国境を越えて、ドイツのベルヒテスガーデンという街に行きました。ケーニヒス湖ととその周辺の山々はまさに絶景!普段山のない北ドイツに住んでいると、山を見るだけでも新鮮なのに、この景色には圧倒されました。

今はミュンヘンのネットカフェでこれを書いています。やはり地味目の北ドイツとは違って、街全体が華やかな雰囲気がします。ドイツって広いですね。

今日はガルミッシュパルテンキルヘンに宿をとって、明日はドイツ最高峰のツークシュピッツェを攻めます。ロープウェイですが...
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# by primno_abyssalis | 2006-08-14 20:24

夏休み

日本では長かった梅雨も終わり、連日夏らしい暑さが続いているようですが、こちらは今週はかなりひんやりしています。現在の気温は13℃。さ、寒い...

さてそんな寒さの中ですが、明日から1週間夏休みを頂き、南ドイツ方面へ行って参ります。ますザルツブルクにてウィーンフィルとハーゲン四重奏団を聴いた後に、ヒトラーの山荘があったベルヒテスガーデンを経て、ガルミッシュ・パルテンキルヘンからドイツ最高峰のツークシュピッツェを攻め、フレスコ画の町、オーバーアマガウよりブレーマーハーフェンに帰ってくる予定です。旅行の模様はまとめてアップしようと思います。

それではよいお盆休みを!
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# by primno_abyssalis | 2006-08-11 01:26

ここがヘンだよ

先週こちらにやってきたオーストラリア人のハイジとは同じ部屋で仕事をしているので、よく2人して「ここがヘンだよドイツ人」みたいな話をしています。

今日話題に上ったのは「ドイツ人は部屋を暗くすることが大好き」ということ。今日は朝から小雨がパラパラ降る肌寒い天気で、昼間でも結構暗いのですが、研究所の皆さんは仕事部屋の蛍光灯を点けていません。ハイジはさっきまで階上の実験室で仕事をしていたのですが、「誰も電気点けてくれなくて大変だったよー」と言ってました。

あー、そうそう、オイラのルームメイトも暗い部屋が大好きで、晩メシ食べる時なんていつもキャンドル1つだけだよ。ハイジは「ドイツ人って環境保護に関心が高いからかしら?」って言ってるけど、冬は暑いくらいに暖房をガンガン焚くので、そうでもなさそうです。

かといって、いつも暗いところが好きなのか、と言うとそうでもなく、逆にドイツ人は太陽が大好きです。天気のいい日にはあちこちの公園で水着になって日光浴している人々を見かけます。オープンカフェでも日陰に入らずにわざわざ日差しの強い所を選んで座っているようにも見えます。

そろそろ日も短くなってきたし、陽の光を浴びるのは今のうちかも知れませんね。
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# by primno_abyssalis | 2006-08-09 22:34

干潟を歩く

北海沿岸のオランダから北ドイツを経てデンマークに至る海域は、世界最大規模の干潟が広がるWattenmeerという国立公園に指定されています。
ブレーマーハーフェンの北、クックスハーフェンという街の沖にNeuwerkという島があって、干潮時になると干潟に道が現れて歩いて渡れるそうです。

以前から行ってみたいと思っていたのですが、今週末はルームメイトのダニエルのお兄さんデビットがベルリンから遊びに来ているので、ちょうどいい機会だからってことで友人のアーニャ、ウーベと5人で自転車に乗ってクックスハーフェンの少し手前にあるSahlenburgという街へまず向かいました。

街に着いた時にはちょうど干潮が始まる時間だったのですが、案内所のおじさんに訊いたところ「今から島に上陸すると帰る頃には満潮になってしまうよ」と言われ、まあとりあえず途中まで行ってみよう、ということになりました。

f0050685_029053.jpg先週は雨が多くて肌寒かったのですが、今週末は雲一つ無い快晴。絶好のお出かけ日和でした。かなり沢山の人が干潟ウォーキングを楽しんでいました。写真の左端に見えるのが目指す(はずだった)Neuwerk島。海岸から10kmくらい離れています。結構遠いですね。


f0050685_030058.jpg馬車に乗って島に渡る人たちもいました。馬車に揺られて干潟を散歩、なんて気持ちよさそうですね。日本でも沖縄のあたりであったような記憶が…


f0050685_0303448.jpg馬にまたがって島を目指す人もいました。干潟を走る馬…うーむ初めて見ました。


f0050685_0305558.jpg歩いている途中で潮が満ちてきたらどうするのか?と言うと、所々に建てられているこのような避難塔に登って、備え付けられた無線を使って救助を頼むそうです。実費はしっかり請求されるそうです(かなり高いらしい…)。


今回はタイミングが悪くて島に上陸できませんでしたが、クックスハーフェンから船でも行けるというので、いつか行ってみたいですね。島内はなーんにもないそうです。その「何もない」ところがいいのかも。
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# by primno_abyssalis | 2006-08-08 00:33

別れの夏、出会いの夏

ここんとこ更新をサボってしまいました。夏休み前に論文を1本仕上げてしまおうとパチパチ書いていると、結構すぐに時間が経ってしまいます。こちらの店はレストラン以外は夜8時で全て閉店してしまうので、それ以前に帰らないと晩飯を食いっぱぐれてしまうのです。最初はかなり不便に感じましたが、ダラダラと遅くまで仕事しないで8時までに帰る!と決められるので、なかなかいい仕組みだと思います。

さて日本では別れと出会いのシーズンは春ですが、こちらでは今が年度末なので、そのせいかゲストハウスのメンバーもずいぶん入れ替わったようです。先週私たちのアパートメントに、階上に引っ越してきたというスーダン人のイブラヒム君が遊びに来ました。彼はなぜか「大統領」と呼ばれています。例によって「大富豪」をやったのですが、結構気に入ってくれたようです。レボリューション!

そして私の仕事部屋にも、新メンバーのハイジさんがやってきました。ハイジって言うからにはスイス人かと思いきや、生まれも育ちもオーストラリアで、現在タスマニア島のホバートという街にある南極研究所で博士課程の勉強中だそうです。えーっ!その研究所2年前の南極航海の時行ったことがあるよ!と言ったら、「それじゃあ○○先生とか××さん知ってる?うわー、世界は狭いねー」って初日から盛り上がってしまいました。2人ともドイツ語が話せないので、「ドイツ語できない同盟」として、心強い味方になってくれそうです。

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今回は特に写真がないので、先週の港祭りで観覧車から撮った港の写真を。奥の建物は「海の動物園」です(実は入ったことがないのです…)。
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# by primno_abyssalis | 2006-08-05 01:13

港祭り

日本では今頃からあちこちで花火大会や夏祭りで賑やかになることと思いますが、こちらも負けてはいません。ブレーマーハーフェンがおそらく1年で一番盛り上がる港祭り "Festwoche" が開かれています。今日の午後、ダニエル、アーニャの3人で行ってみました。

f0050685_2321917.jpgもっとも、今年はワールドカップがありましたから「今年2回目のお祭り」ですけどね。ヨーロッパ中からさまざまな種類の船がやってきて、露店もいろいろあって、かなりの賑わいです。こんなかわいらしい帆船も集まってきました。


f0050685_2375927.jpg帆船のようなヒストリカルな船だけでなく、いわゆるハイテク船も公開されています。これは研究所で2番目に大きい「Heincke号」。主に生物調査に使われるようです。ワタシのやってる仕事とまともにかぶるので、結構見入ってしまいました。


f0050685_2412053.jpg船内の研究室ではスタッフの方々が漁獲物の説明をしていました。皆さん、熱心に聴き入っています。エビ、カジカ、カレイの仲間が多かったです。


f0050685_2461639.jpg移動遊園地も来ていたので、観覧車に乗ってみました。日本だとゆっくりと1周、というのが普通ですが、こちらの観覧車はかなり速く何回もぐるぐる回ります。遊園地の回り物が嫌いな人は無理かも...


f0050685_2503666.jpgお祭りの楽しみといえばやっぱり露店ですねー。日本だと綿菓子、あんず飴、バナナチョコなど子供向けが多いですが、こちらはビール、ソーセージ、シーフード、ドネルケバブと、大人向けの店が多いのがうれしいですね。


「港祭り」といえば私が7年半住んだ函館の港祭りを思い出しますねー。「イカ踊り」なる奇妙な踊りもありましたっけ。もうすぐかの地も港祭りのシーズンなのではないでしょうか?
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# by primno_abyssalis | 2006-07-30 02:56

さよならトーベン

ルームメイトのトーベンがディプロマ(修士課程)を修了してブレーマーハーフェンを離れることになりました。

途中私が日本に帰ったりしていましたが、それを含めると5ヶ月近く一緒に住んでいたことになります。なんだか急に寂しくなってしまいます。

彼はかなりアクティブで、世界中のあらゆる辺境の地を旅して回ったそうです。南米のパタゴニアを半年かけて自転車旅行、ロシアの川をカヌーで下ったり、グリーンランドやアラスカやスバールバル諸島の氷原をソリを引いての徒歩旅行、などなど、毎晩のように写真を見せてもらったり旅行中のエピソードなどを聞かせてもらいました。特に極地を旅するのが大好きだそうです。

彼の「寒いもの好き」は徹底していて、研究テーマに氷の物理学を選んだだけでなく、ガールフレンドはフィンランド人。しかも元彼女はノルウェー人。うーんそんなにまで...

ディプロマ修了後も研究を続けるべく、いくつかの研究所に博士課程受け入れの申請を出していて、いまはとりあえずハノーファーの実家で返事待ちだそうです。第1希望はもちろん寒いところで、スバールバル諸島のスピッツベルゲンにある研究所。1年のうち4ヶ月間は太陽が昇らないそうです。でも「おいらにとっちゃパラダイスだよ」。

この前帰国したときに知床の写真集をおみやげに持っていったのですが、かなり気に入ってくれたみたいで、2年後くらいには日本に行きたい、って言ってました。「スピッツベルゲンにも絶対来いよ!」って言われたけど、ちょっと寒すぎるような...
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# by primno_abyssalis | 2006-07-28 22:58

大富豪

先週から私たちのアパートメントには新ルームメイトのダニエル君(ドイツ人)が来ています。昨晩はその友人ので階上に住むアーニャ(ドイツ人)と隣室のウメシュ(インド人)が遊びに来て、それじゃあここいらでトランプでもしようか?ということになりました。

さて何のゲームにしようか?トーベン君が「こんなゲーム知ってるか?まずカードを全員で等分する。ダイヤの2を持っている人から場にカードを出していって、時計回りにこれよりも大きな数を出していく。前の人が2枚、3枚と出したら同じ数だけ出さなきゃならない。一番早く手持ちのカードを無くした人が勝ち。どうだ?簡単だろ?」

ええっ!そのゲーム日本でもメジャーだよ。日本じゃ「大富豪」とか「大貧民」とかいうんだけどね。「おー、ドイツでも同じ意味だよ。オッケー、それじゃあやってみよう」というわけで3カ国対抗大富豪のスタート!

大富豪といえば基本ルールの他にも「8切り」とか「11バック」とか色々と地方ルールがありますよね?私が通っていた大学は全国から学生が集まっていたので、ゲーム前に「統一ルール」の確認が必要でした。ドイツは地方分権が進んでいるから地方ルールもたくさんあるのでは?と思いきや、基本ルールのみで、日本と大きく違うのは、(1)2が一番弱くてAが強い、(2)連番では出せない、(3)ジョーカーを含めない、の3点。ずいぶんシンプルなルールです。

それじゃあ面白くないなー。よおし、こんなのはどう?同じ数字を4枚出すと「革命」って言って、数字の強さが逆になるんだけど。「うおーそいつは面白い!」というわけで「革命」もルールに加えることに。

この日はカードを2組混ぜていたので、結果として革命が1ゲーム中に4-5回くらい起こってました。皆さん革命ルールを結構気に入ってくれたようで、ことある度に「どうだー!革命!」「なにいー!革命返し!」とかなりリアクション大きかったです。ダニエル君はゲーム中意味もなく「レボリューション!」とかシャウトしてました。
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# by primno_abyssalis | 2006-07-25 16:54

ユースに泊まろう

今回の小旅行ではリューベックとハンブルクでそれぞれ1泊したのですが、初めてユースホステルなるものに滞在しました。

貧乏旅行には心強い味方のユースホステルですが、集会に参加させられたり、フォークギターに合わせて歌わされたり、政治的思想を植えつけられたりするのでは?と今まで思っていまして、ちょっと敬遠していたのです。

でもそれは一昔前の日本での話のようですね。今回利用した2件のユースは個人旅行者からグループ旅行者、あと家族連れも多く滞在していました。部屋は6-8人部屋のドミトリーが一般的なようです。なんかやたらと馴れ馴れしく話しかけられたり、人生観を延々と語られたりするのでは?と思っていましたが、本を読んだり居眠りしたりと皆さん個人の時間を大切にしているようでした。あ、でもどこから来たとか、これからどこへ行くのか、とかそれくらいの話はもちろんしますよ。

特に自転車旅行者が目立ちました。同室になったおじさんは、オランダを出発して北海沿いに自転車を走らせてハンブルクまでたどり着いて、これからデンマーク、ノルウェーとさらに北海沿岸を走って、船に乗ってイギリスに渡るそうです。全行程1ヶ月の旅。すごい…。おとといブレーマーハーフェンにも滞在したと言っていたので、結構話し込んでしまいました。

シャワールームとかトイレもかなり清潔で、個人用のロッカーもあってセキュリティも万全だし、今まで使わなかったのがもったいないくらいです。というわけで旅にユースは断然お勧めですよ。HPから世界中のユースの予約ができます。

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これはハンブルクのユース。港を見下ろす丘の上にあって、雰囲気は最高です。ワールドカップ出場国の国旗がまだ飾ってありました。期間中はさぞ盛り上がったことでしょうね。
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# by primno_abyssalis | 2006-07-22 01:22

リューベックへ

千葉に住んでいたときのオーケストラ仲間、ファゴット吹きのくろちゃんがイタリアでの講習会のついでにドイツにも立ち寄るというので、よーしそれじゃあ、ということで北ドイツのリューベックの街に行くことにしました。

f0050685_216315.jpgリューベックというと、あまり聞いたことがないなー、と思われる方も多いでしょうが、ハンザ同盟の中心都市としてかつてはかなりの栄華を誇っていたそうです。古い町並みがよく残っていて、旧市街全体が世界遺産に登録されています。これは街のシンボル、ホルスタイン門…ですがなんと工事中!でもカバーにはちゃんと門の絵が描いてあります。


f0050685_2164221.jpg重厚だけどなんとなくかわいらしい感じもする市庁舎です。この隣にはかのバッハも聴き惚れたというオルガンを備えたマリエン教会があります。ドイツの古い街では、市庁舎と教会がペアになって立っている場合が多いです。


f0050685_217931.jpgこれがそのマリエン教会のオルガン。世界でも最大級だそうです。この日は幸いにもミニコンサートが開かれ、実際に音を聴くことができました。曲目はバッハの小フーガト短調とシューマン、レーガーの小品。バッハが酔いしれただけあって、素晴らしい音色です。


f0050685_2174834.jpgリューベックの旧市街は見どころがいくつもあって、ここですべてを紹介できないのが残念ですが、とっておきの景色を。運河沿いにある大聖堂です。水面に映った塔がきれいですね。


リューベックはツアーに組まれることもあまりなくて、しかもドイツの端っこなので行くにはちょっと(かなり?)不便ですが、やはりそれでも一見の価値は十分にあると思います。個人旅行でドイツ行きを考えていらっしゃる方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか?
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# by primno_abyssalis | 2006-07-21 02:19