ウォッカパーティーの顛末

ここんとこお客さんが来たり、溜まったサンプルを分析したりと結構バタバタしておりましたので更新をサボってしまいました。

さて先々週の土曜日のバルテック君主催によるウォッカパーティーですが…いやな予感が的中して、今までの酒人生の中で一、二を争うほどの具合の悪さでした…

当日の参加者は合計8名。バルテック君はポーランド産のウォッカ3本を実家から持ってきて大張り切り。「いいか、ウォッカは一気飲みが約束だぞ!ナスタローヴィエ!」ええっ、一杯目からいきなりですか?でもハチミツが原料というこのウォッカは口当たりが良くて、すいすい飲めました(これが後で命取り…)。

その他にも、日本でもおなじみの「ズブロッカ」に似た香草入りのウォッカが2本。うーん、一口にウォッカと言っても色々あるのですね。知らなかった…

と思っているうちにだんだんと意識が薄れていきました。しかし欧米人、酒強いですね。この日はルーマニア人のモニカと、「水泳部長」ハンナの2名の女性もいたのですが、顔色一つ変えません。そのうち「トランプやろうぜ!」ということになり、日本でいう「うすのろまぬけ」の様なゲームが始まり、手がパンパンに腫れ上がったところまでは記憶があるのですが、その後はどうやら意識をなくしてしまったようです。

翌日の朝は、今まで経験したがないほどの頭痛と吐き気が襲ってきました。これから客人を空港まで迎えに行かなくてはならないのに…。バスや電車の中で何度も吐きそうになって、必死になって堪えていると、いろんな人から「どうしたの?大丈夫?」と声をかけられました。まさか二日酔いとは言えまい…。もう酒は沢山、と思いきや、その日の晩には再びビールを飲んでしまった辺り、自分でも「懲りないヤツだ」と思ってしまいました。
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# by primno_abyssalis | 2006-11-15 02:44

すっかり冬

ここんとこちょいと更新をサボってしまいました。冬時間になってから急に寒くなり、今朝の気温は氷点下まで下がりました。おまけに天気も悪くて、月曜日からお日様はまともに顔を出してくれません。かなり気分が沈んできます。

そういえば先週「ベルゲンの写真をアップしときます」と言っておきながら忘れておりましたので、ここいらでちょいと紹介したいと思います。

f0050685_229286.jpgベルゲンはかつてハンザ同盟都市で、主に海産物の交易で大いに賑わったそうです。これはそのハンザ商人たちの事務所があったブリッゲン地区の旧市街。世界遺産にも登録されています。木造の家が密集しているので、何度も火災に遭っているそうです。今ではレストランやお土産物屋になっています。


f0050685_2294869.jpg街のすぐ脇にはフロイエン山があって、頂上までケーブルカーで登れます。ここからの眺めは最高!ベルゲンは雨の日が多い(友達は『1ヶ月に40日間雨が降る』と言ってました)のですが、この日は実に幸運でした。でも今回の滞在中はずーっと雨でした…


f0050685_2304218.jpg市街地から車で20分程の所にグリーグが長年住んだ家が残されていて、周囲は実にきれいな公園になっています。このお家の中には彼の自筆譜や遺品が展示されていて、なんと遺髪ならぬ「遺ヒゲ」も残されています。ここから少し歩いたフィヨルドの岸辺には作曲小屋、そして彼と妻が眠るお墓があります。
今時期は観光客の姿もまばらなのですが、紅葉がきれいで哀愁漂っていてなかなかいいですよ。


さてブレーマーハーフェンでの話題に戻りますが、最近天気も悪くてパッとしないので、バルテック君が「景気づけにウォッカパーティーでもやろうぜ!」と言い出しました。ポーランド産のウォッカをひたすら飲むのだそうです。「おめー、それパーティーじゃなくて、ただの『飲み』じゃねーか」ってルームメイトがすかさずツッコミ入れてました。パーティーは今晩9時から。今のうちに牛乳飲んで胃の粘膜守っておこう…
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# by primno_abyssalis | 2006-11-04 02:32

今日から冬時間

昨日までは夏時間で日本と西ヨーロッパの時差は7時間でしたが、今日の真夜中に時計が1時間遅れ、冬時間になりました。日本との時差は8時間です。今日だけ1日が25時間になるのです。いつもより1時間余分に寝られました。

夏時間から冬時間への切り替えは、10月の最終日曜日に行われます。ちょうど去年の今頃、ベルリンのホテルに泊まっていたのですが、朝食を食べようとレストランに行ったところ、まだ真っ暗。ねぇー、朝飯まだぁー?とフロントに行ったところ、「お前、時計遅らせなかったのか?」と笑われてしまいました。

今回はその反省をふまえて、ちゃんと時計を遅らせてから寝ました。電化製品に内蔵されている時計は、きちんと自動切り替えになっているようです。でも私のSIEMENSの携帯電話はそのままでした。安物だったから...

夏から冬への切り替えは1時間の遅れだからいいとして、冬から夏への切り替えは1時間早くなるわけですから、これをうっかり忘れて大失敗、という人が毎年いるのではないか?と想像してしまいます。でもヨーロッパの人々にとっては年中行事なわけですから、その点はしっかりしているのかも知れませんね。

今日12時の飛行機でお家に帰ります。
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# by primno_abyssalis | 2006-10-29 17:15

ベルゲンでの週末

昨日で研究所でのお仕事は終わりだったのですが、Pさんに「3日だけじゃ短すぎる!もっと質問しようと思ったのに!1月か2月に今度は1週間おいで!」と言われてしまいました。えーっ!?そんな寒い時に?

今日Pさんは友人の金婚式パーティーに行くというので、私ひとりでベルゲンの街中をぶらぶら散歩していました。せっかくの機会ですから、前回行き損なったベルゲン美術館にも行ってみました。人口わずか20万人の地方都市の美術館とは思えないほどの充実ぶりです。ムンクの初期作品やノルウェーの代表的ロマン派画家、ダールの風景画など見どころ満載でした。

小腹が空いたので、ふらっとシーフードの店に入りました。メニューを見ると、なんと「オオカミウオのサンドイッチ」という文字が!実際に頼んでみたところ、練物を野菜と一緒にパンにはさんだ物が出てきました。オオカミウオはノルウェーでは結構メジャーな食材らしいですよ。しかも練物とは驚きでした。

やはり魚好き民族のためか、ノルウェーの人々は日本に対してかなり近親感を持っていらっしゃるようで、行く先々暖かく迎えていただきました。また来るのが楽しみです。
...って今度はもう少し気候のいい時期に来たいんですけど...
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# by primno_abyssalis | 2006-10-29 05:43

今日は大モテ

さて今日は朝の8時に研究所に行って、まずスタッフの皆さんと雑談をしました。みなさん「よく来たねー、おかえりー」って言って下さったのは嬉しかったですね。午前中はPさんと一緒に文献や資料の整理をして、その後スタッフの皆さんをお昼ご飯を食べました。ノルウェーはヨーロッパ随一の水産国で、所内食堂にはスモークサーモンやボイルえびもあって、どれもドイツの物と比べて格段においしいです。

そして午後は技術員のお二人に、プランクトンの性別の見分け方をレクチャーしました。当初、女性の技術員がお二人と聞いていたのでドキドキしていたのですが結構おばちゃんで、結局は余計な心配だったのですが、お二人とも「ふむふむ、なるほどねー」とかなり熱心に私の話を聴いてくださったので、やっぱりはるばる遠くに来た甲斐があったというものです。

明日もこちらで一緒にお仕事させていただく予定です。
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# by primno_abyssalis | 2006-10-27 03:03

さらに北の港町へ

今朝の飛行機でブレーメンからアムステルダムを経て、ノルウェーのベルゲンという街に来ました。

今回の旅行の目的はベルゲンにある海の研究所を訪問すること。ここで働いているPさんという方が、私が函館で学生してた頃に客員研究員として1カ月ほど滞在していたことがあり、それが縁で以後仲良くさせてもらっています。

実は一昨年、去年もPさんを訪ねる目的でベルゲンに来たのですが、2回ともPさんに急用が入ってしまい、お会いすることができませんでした。今回もひょっとすると...と2人とも心配していたのですが、無事再会することができ、空港で抱き合って喜んでしまいました。明日、明後日と研究所で一緒にお仕事させていただく予定です。

Pさんが函館に来た時に、「ここはベルゲンにそっくりだよ!港もあるし、山もあるし」と言ってたのですが、こちらベルゲンも美しい港があり、海のすぐ側まで山が迫っていて、本当に函館にそっくりです。写真をお見せしたいのですが、デジカメをブレーマーハーフェンに忘れるという失態をやらかしてしまったので、お家に帰ったら去年撮った写真をアップしたいと思います。
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# by primno_abyssalis | 2006-10-26 03:24

パンク

と言っても音楽のことではなくて、自転車のパンクです。また研究所に来る途中にパンクしてしまいました。自転車を買ってからもう3回目です。

こちらの路上には、ちょっとびっくりするくらいガラスの破片が散らばっています。なぜかと言うと、これはみんなビール瓶の破片なのです。

日本では個人消費用のビールといえば缶が主流ですが、ドイツではほとんどが330mlか500mlの瓶で売られています。そして飲み終わった後に、瓶を酒屋さんに持っていけば瓶代を返してくれるのです。日本でも以前はそうでしたよね。

でも中には不届きなヤツらがいて、飲んだそばから瓶を路上にポイポイ捨ててしまうのです。おかげで街中は瓶の破片だらけ。ワールドカップの時期は特にひどかったです。今でも、土曜と日曜の朝はかなりの破片が散らばっていてかなり危険です。自転車に乗るにはかなり気をつけなければなりませんが、またやられてしまいました…

ビール瓶だけでなく、こちらの人はタバコの吸殻も吸ったそばからポイポイ捨ててしまいます。バス停や駅のホームは特にひどいです。ドイツというと「環境大国」というイメージがありますが、こういうポイ捨てには本当に困ってしまいます。
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# by primno_abyssalis | 2006-10-22 00:20

スポーツ後には軍歌?

昨日プールで泳いで、ポーランド人のバルテック君と歩いてお家に帰る途中、彼がいきなり「日本のソルジャー・ソングを歌ってくれよ!」と言い出しました。「やっぱりスポーツのあとはソルジャー・ソングだよな!」???

うーん、軍歌…何があったっけ?えーと、ほら、日本は前の戦争で負けただろ?だから日本人は反省して、軍歌を歌わなくなったんだよ、と苦し紛れの言い訳。「でも戦争前はみんな歌ってたんだろ?教えてくれよ!」バルテック、ひょっとして軍隊オタク?

よーし、じゃあ明日ネットで軍歌の音源がないか探してみるよ、と言ったらバルテックは大喜び「よぉーし!それじゃあ歌詞をアルファベットに直してくれよ。プールからの帰りに毎週歌おうぜ!」まじで…?

で、今日ネットで調べてみたところ、なんと軍歌も配信されていることが分かりました。誰がダウンロードするんでしょうね?とりあえずメジャーどころの「軍艦マーチ」をダウンロードしました。帰ったらバルテックに渡すつもりですが、あいつどう思うかな…?

ちなみに、昨日はバルテックがポーランドの軍歌を歌ってくれました。軍歌がそのまま国歌になっているそうです。「ドンブロフスキのマズルカ」と言う曲で、日本語訳は

ポーランドは、まだ滅亡してはいない
我らの命と同じように
いかなる外国の軍勢が強奪しようとも
我らは武力で奪い返す

進め、進め、ドンブロフスキ
イタリアからポーランドへ
我々はあなたに従がう
あなたの下に我ら国民は結集する

何度も大国の侵略を受けた歴史を感じさせる内容ですね。胸が熱くなりました。

しかしこの先、プールから「軍艦マーチ」を歌いながらお家に帰ることを想像すると、恥ずかしいやら気が重いやら…
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# by primno_abyssalis | 2006-10-20 01:39

ラテン部屋

研究所のゲストハウスは3LDKのアパートが18部屋、計54人が住めるようになっています。国別に見て一番多いのはもちろんドイツ人ですが、他にもヨーロッパを中心にアメリカ、アジア、アフリカ、オーストラリアとすべての大陸から人々が集まっています。

一つの部屋に色々な国籍の人たちが入居している場合が多いのですが、その中にスペイン人と2名とブラジル人1名が入居している「ラテン部屋」があります。やっぱりラテン民族は陽気な性格のためか、この部屋では毎週末のようにパーティーが開かれています。他の住人たちはこの部屋のこと「パーティー部屋」と呼んでいます。

ラテン部屋の住人の一人、マルコス君がスペインに帰るというので、先週末のパーティーは異様なまでの盛り上がりでした。研究所のスタッフだけでなく、ブレーマーハーフェンのラテン人コミュニティーの人々も駆けつけていました。

マンボだかルンバだか分かりませんが、皆さんダンスがとても上手です。「お前も踊ってみろよ!」と言われたのですが、やっぱりどうしても炭坑節のような体の動きになってしまいますね…。いやー、日本人はシャイだから…

「日本人がシャイだって?お前らカラオケ歌うときは恥ずかしくないのか?その方がよっぽど恥ずかしいぞ!」うーん、これも国民性の違いですかね…
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# by primno_abyssalis | 2006-10-19 00:33

オレだ!?

今日研究所のお茶飲み部屋に行ったら、スタッフの皆さんがなにやらニヤニヤしているので、どうしたの?と訊いてみると、助教授のマルティンが「この写真見てみろよ」と、かなり写りが悪い車の写真を持っていました。

写っているのはマルティンの愛車、マツダのプレマシー。そしてナンバープレートと運転席と助手席がアップになっていました。運転席にはマルティン、そして助手席には…えっ!?これオレが写ってる!どうしたのこの写真?ひょっとして…?

そうなんです。速度超過でオービスに引っかかってしまったのですね。日付はちょうど3週間前。日本の研究所からお客さんがいらして、3人でブレーメン大学に行って、そのあと街中でお茶しようと車で向かっている最中に激写されてしまったのでした…。

50km/h制限のところを9km/hの超過。なんかずいぶん厳しくないですか?ブレーメン州かなり財政難なのでは?とみんなで話してました。
しかしドイツの警察に顔が知られてしまったので、これで悪い事はできなくなりましたね…。
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# by primno_abyssalis | 2006-10-14 01:28