<   2006年 02月 ( 17 )   > この月の画像一覧

週末の遠足その2:ヒルデスハイム、ゴスラー

一時帰国前最後の土曜日。ドイツ鉄道の割引切符を使って、ヒルデスハイムとゴスラーに遠足に行きました。ヒルデスハイムは、某「○×の歩き方」にも載ってない街なのですが、世界遺産の「ミヒャエル教会」があるということで、ゴスラーも旧市街全体が同じく世界遺産に登録されているとのことなので見ておきたいと思ってました。

f0050685_16404652.jpgブレーマーハーフェンからブレーメン、ハノーファーを通って3時間ほどでヒルデスハイムへ到着。ミヒャエル教会だけかと思いきや、ところがどっこい、小さな街に見どころ満載でした。マルクト広場にはこんな立派なお家が。Knochenhaueramtshausと言うらしいです。この街には戦災を免れた街並みがかなり残っているようです。


f0050685_16413040.jpgこれはGodehard教会。12世紀に建てられた、ドイツでは数少ないロマネスク様式の教会だそうです。


f0050685_1642379.jpg旧市街地にはこんなにかわいらしい建物が並んでいました。しかもごく普通の民家として今でも大事に使われているのがすごい。


f0050685_16422714.jpg15世紀から使われている旧市街の防災塔です。今ではアートギャラリーとして開放されているそうです。民家の赤い屋根もきれいですね。


で、当初の目当てだったミヒャエル教会は改修中のため近づけず。うーん残念。内部にはロマネスク時代の装飾がそのまま残っているそうです。見たかった…
f0050685_16425475.jpg
これほどの魅力がある街が観光ガイドに載ってないとは何だかもったいないような気がしますが、だからこそ下手に観光地化されずに、昔ながらの素朴な雰囲気が残っているのかもしれませんね。個人的には、このまま「知る人ぞ知る」街であってほしいと思いました。


f0050685_16432473.jpgさらに列車に乗って40分ほど。雪深いゴスラーの街に着きました。とにかく寒い!この日の最高気温は-3℃ほどでしょうか。これは街の中心にあるマルクト教会。塔の一番上まで歩いて上れます。


f0050685_16435156.jpg塔からの眺めです。古い民家が路地の両脇にびっちりと並んで建っています。天気があまり良くなかったのが残念。ここは標高が高いところで(近くにブロッケン山があります)、北ドイツでは例外的にスキーができるそうです。


f0050685_16442147.jpgブレーマーハーフェンは工場とか造船所ばかりで殺風景なので、こういった古い木組みの家が並んでいる風景を見ると、やっぱりドイツに来たんだなと実感できますね。しかし真ん中のお家、ゆがんでますよ!住んでる人、大丈夫なのかな?

ガイドブックの片隅にしか載っていない小さな街の魅力を発見できた遠足でした。でも寒かった!今度はもっと気候のいい初夏とか、冬でもクリスマスマルクトの時期に訪れてみるのもいいかな、と思いました。
ご参考までに、ヒルデスハイムとゴスラーの情報は、こちらこちらまで。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-27 17:01

ビール天国ドイツ その3:JEVER

f0050685_093686.jpg「イェーファー」と発音します。栓を開けた瞬間に麦とホップのいい香りが漂ってきます。味の方はかなりシャープですっきりしています。とにかく苦みが強烈で、舌がピリピリするくらいです。毎日こんな苦いビールばかり飲んでたら疲れちゃうんじゃないかと思ってましたが、最近ではこの苦みが結構爽快に感じられて、すっかり気に入ってしまいました。味付けの濃い料理に合わせると、口の中がすっきりして、食が進みそうです。


で、昨晩は「農民鍋」の残りをサカナにビール飲みながらオリンピック観戦。よかったですね、金メダル。もちろんドイツ語での放送だったんだけど、アナウンスの合間から、控室にいる荒川さんとかコーチとかの「金メダルだよー」「よかったねー」と日本語の会話が聞こえて、なんだか妙にうれしくなりましたね。ルームメイトからも「おめでとう」って言ってもらいました。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-25 00:14

昨晩のおかず:その2

f0050685_21471099.jpgクノールの簡単ドイツ家庭料理シリーズ(と言うのかどうか分からないけど…)。前回の成功に気をよくして、また作ってみました。今回はBauern Topf。辞書で調べたら「農民鍋」。農民…?

材料は豚ひき肉250g、じゃがいも300g、特大パプリカ1個、説明書にはなかったんだけど、タマネギも入れることに。こっちではじゃがいもとタマネギはタダ同然ですが、なにしろ2kg単位でしか売ってないので、一時帰国までに消費しなければ。


f0050685_21483310.jpg材料を炒めた後に鍋に水と「素」を入れて、20分ほど煮込みます。その間にビール片手にテレビでオリンピック観戦。がんばれー。
電熱コンロは煮物を作るときには便利ですね。ほとんど鍋の底に材料が焦げ付きません。パプリカの赤い色が食欲をそそりますね。野菜たっぶりのあたりが「農民鍋」の所以なのでしょうか?

お味の方は…なんて言うんでしょうか、この香辛料。カレーでもないし、ちょっとだけ辛口で、じゃがいもの甘みがまざって、なかなかいい感じです(こっちのじゃがいもは結構甘いです)。ご飯にも良く合います(タイ米だけど)。

きっと日本では眠い目をこすってオリンピック観戦されている方もいらっしゃると思いますが、こちらではまさにゴールデンタイム。でも全員滑り終わったのが夜11時過ぎだから、かなり遅いですね。こっちではオペラとかコンサートの開演時間も遅いから(8時くらい)、その感覚なのでしょうか?
今日の放送も楽しみですね。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-22 21:50

マエストロに会いにいく

昨晩はチェロの先生に会いにブレーメンまで行ってきました。クッフェラート先生といって、ブレーメン・フィルハーモニーのソロ首席を永らく務められ、バイロイト音楽祭オーケストラにも参加されたことがあるそうです。

はたして先生英語話せるだろうか、というかワタシの英語ちゃんと通じるだろうか、弾いてる最中に「ばかもーん、帰れー!」とか言われないだろうか…とにかくドキドキでした。

門を開けて呼び鈴を押すと、とてもやさしそうな奥様が迎えて下さいました。奥様に案内されて練習室へ行くと、10歳くらいの男の子を指導されている、立派なお髭がお似合いの先生がいらっしゃいました。

まるでご自分の孫に教えているような、やさしい目が印象的でした。そばではその子のお母さまがじっと見守っています。「まあ日本!?そんな遠くから…」とびっくりされていました。

とにかく何か弾いてみろ、と言われ、今練習している曲を一通り弾いてみると、「左手はgoodだが右手がbadだ」とのことで、基本中の基本のボーイングから直してもらうことになりました。

いままではほとんど自己流で弾いていたので、自分の欠点がつかめなかったのですが、「そうだったのか!」と目からウロコがボロボロ。これから週1くらいのペースでレッスンしてくださることになったので、楽しみがまた増えました。

f0050685_2294675.jpg今回は写真がないので、とりあえず「ブレーメンの音楽隊」の像を。人魚姫、フランダースの犬と並ぶ、「ヨーロッパ三大がっかり」のひとつで、とにかくショボいです。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-21 22:14

ハンブルクへ遠足

日曜日は朝7時頃にお家を出て、電車で2時間ほどかけてハンブルクへ遠足に行きました。普段ブレーマーハーフェンの様な小さな街に住んでいると、ずいぶんと大都会に来たなという印象を受けます。

遠足の目的は、日本でもおなじみのNDR Sinfonieorchester(北ドイツ放送交響楽団)の定期演奏会に行くこと。今回が3度目です。ウィーンフィルとかベルリンフィルみたいな見かけの派手さはないけど、実に深みがあって厚い響きだし、チケットが手に入りやすくてしかも安い(最高でも37ユーロ=5000円ちょっと)ので、すっかりファンになってしまいました。

f0050685_21491596.jpg今日の指揮者はフィンランド出身のユッサ・ペッカ・サラステ。曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と、ニールセンの交響曲第4番。期待度十分ですね。
会場のMusikhalleの前にはブラームスのレリーフが。ここハンブルクはブラームスの生まれ故郷です。広場の名前もずばり「ヨハネス・ブラームス広場」。


f0050685_21495390.jpgホールは響きのいいシューボックス型。割とコンパクトな造りで、舞台との距離もそれほど感じません。天窓からは朝の光が射して、なかなかいい雰囲気です。開演時間は午前11時。ずいぶん早いなという気もしますが、ヨーロッパでは日曜日のコンサートは11時開演のことが多いようです。


f0050685_21503577.jpgラフマニノフは曲が曲だけに、力業で持って行きがちになりそうですが、今回のソリストのエリザベス・レオンスカヤさんは、一つ一つの音を丁寧に選んで、じっくり語りかけるように聴かせる演奏でした。なるほどこういった渋めのラフマニノフもいいですね。オーケストラもそれによく応えていたと思います。

後半のニールセンはとにかくサラステさんの面目躍如と言ったところでしょうか。この方はハデにオーケストラをぐいぐい引っ張る、というタイプでは決してないと思うんですけど、オケが変幻自在で、すごくワクワクする演奏でした。渋めのラフマニノフの後に、これほど色彩感あふれるニールセンを聴かせるとは、さすがですね。

これほどのすばらしい演奏を月に2〜3回、しかも格安の値段で聴くことができるなんて、ハンブルクに住んでいる人が本当にうらやましいですね。電車で片道2時間はちょっと遠いけど、月に1〜2回くらいはこうやって演奏会がてら都会の空気を肌で感じに来るのもいいかな、と思いました。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-20 22:03

これは便利! -海外での日本語作成-

研究所ではメールを送ったりネットを閲覧するのに、備品のドイツ語対応Windowsマシンを使っています。日本語は読めるけど書けません。だから日本語を書く時は、わざわざ自前のノートパソコンで文章を作ってから、メモリスティックにコピーして移さなければなりませんでした。結構面倒ですよね。

しかし!非常に便利なツールを発見!
http://chasen.org/~taku/software/ajax/fullime/
こちらにアクセスして、画面上に入力していくと、みるみる日本語に変換されていきます。これでもう日本語マシンがなくても、いつでも日本語が作成できるようになりますね。

ネットカフェでも日本語表示はできても作成はできない、っていうマシンがほとんどだから、かなり重宝するでしょう。海外へお越しの際はぜひ一度使ってみてください。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-18 23:25

港の風景

f0050685_2211934.jpg研究所のすぐ裏には造船所があって、実験室の窓からは船が忙しそうに行き交っているのがよく見えます。

実験の合間に窓の外を見たら、突然こんなに大きな船が現れてびっくり。乗っている人と比較するとその大きさがわかるでしょう。



f0050685_2231681.jpgどこかで見たことがある船だな、と思ったら、昨年の10月にここを訪問したときに造船所にやってきた船でした。これはまだ建造中。4ヶ月かけてツギハギして、やっと完成のお披露目らしいです。

造船は漁業と並んでここの重要な産業だったけど、今はかなり廃れてしまった、と教授さんが言ってました。私が北海道にいたときに住んでいた街となんとなく似ているような…
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-17 02:25

日本人大集合

昨日の午後は「にーはお」という中華料理屋でブレーマーハーフェンとその周辺在住の日本人の方々の新年(?)会がありました。

参加人数は16名。ここから60kmほど離れたブレーメン、さらに160km離れたハノーファーから駆けつけて下さった方々もいました。やっぱり同郷の知り合いが増えるというのは心強いですね。

夜はルームメイトのミヒャエル君と、バイロイトから遊びに来ている彼のガールフレンドに誘われ、Das Blaue Einhornという、ドレスデンから来た不思議なバンドのコンサートに行きました。

f0050685_1144413.jpgロマの音楽をベースに、シャンソン、タンゴ、クラシックその他世界中の音楽がごっちゃ混ぜ。ミヒャエル君が言うには、「少なくともドイツ語、フランス語、スペイン語、ルーマニア語、ハンガリー語、英語で歌っている」らしいです。っていうかミヒャエル君、全部わかるのか?

外はかなりの寒さでしたが、ソウルフルな演奏に体も心も熱くなりました。今までドイツではクラシックのコンサートしか行ったことがありませんでしたが、こういうライブハウスでの演奏もいいですね。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-14 01:16

オリンピックですが…

2月10日(こっち時間)にオリンピックの開会式がある、ってことを日本からのメールで指摘されて初めて気が付きました。

f0050685_2224951.jpg夜8時からだというので、お家に帰って見ようとTV点けたところ、なんと「モスラ」やってました。もちろん全部ドイツ語。日本人の登場人物がドイツ語喋っているのはちょっと奇妙ですが…

で、結局「モスラ」を見てしまってからチャンネル回したところ、ちょうど白いモジモジ君みたいな人たちの演技の最中でした。最後にはパヴァロッティも出てきたし、いい開会式だったのでは?(全部見てないけど…)

明日はブレーマーハーフェン在住の日本人大集合パーティーが中華料理屋(ここには日本料理屋は無いのです)で行われるので楽しみです。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-12 02:25

昨晩のおかず

f0050685_21325170.jpgたまには変わったものを作ろうと思い、日本で言うところの「Cook Do」みたいな出来合いの調理ソース買ってきました。名前はGeschnetzeltes Züricher Art。チューリッヒ風「何か」。何だろう…?

説明書きは全部ドイツ語なので、辞書を片手に訳したところ、肉250グラムとマッシュルーム100グラムが必要らしいです。肉は豚でも鶏でも牛でもいい、って書いてあったけど、マッシュルームにはやっぱり牛だろう、ってことで牛肉に。アドリブでタマネギも入れてみることにしました。


材料を炒めた後に、水で溶いたソースを入れて10分くらい弱火で煮て完成。なかなか見栄えよくできました。お味の方は、クリームシチューが9のハヤシが1といったところ。付け合わせは焼きジャガイモにしたけど、ご飯にも合いそうです。
f0050685_21335039.jpg

今日ネットで調べてみたところ、「チューリッヒ風仔牛肉のクリーム煮」という料理であることが判明しました。やっぱり牛肉使って正解だったようです。よかったよかった。
[PR]
by primno_abyssalis | 2006-02-09 21:36