干潟を歩く
北海沿岸のオランダから北ドイツを経てデンマークに至る海域は、世界最大規模の干潟が広がるWattenmeerという国立公園に指定されています。
ブレーマーハーフェンの北、クックスハーフェンという街の沖にNeuwerkという島があって、干潮時になると干潟に道が現れて歩いて渡れるそうです。 以前から行ってみたいと思っていたのですが、今週末はルームメイトのダニエルのお兄さんデビットがベルリンから遊びに来ているので、ちょうどいい機会だからってことで友人のアーニャ、ウーベと5人で自転車に乗ってクックスハーフェンの少し手前にあるSahlenburgという街へまず向かいました。 街に着いた時にはちょうど干潮が始まる時間だったのですが、案内所のおじさんに訊いたところ「今から島に上陸すると帰る頃には満潮になってしまうよ」と言われ、まあとりあえず途中まで行ってみよう、ということになりました。 先週は雨が多くて肌寒かったのですが、今週末は雲一つ無い快晴。絶好のお出かけ日和でした。かなり沢山の人が干潟ウォーキングを楽しんでいました。写真の左端に見えるのが目指す(はずだった)Neuwerk島。海岸から10kmくらい離れています。結構遠いですね。 馬車に乗って島に渡る人たちもいました。馬車に揺られて干潟を散歩、なんて気持ちよさそうですね。日本でも沖縄のあたりであったような記憶が… 馬にまたがって島を目指す人もいました。干潟を走る馬…うーむ初めて見ました。 歩いている途中で潮が満ちてきたらどうするのか?と言うと、所々に建てられているこのような避難塔に登って、備え付けられた無線を使って救助を頼むそうです。実費はしっかり請求されるそうです(かなり高いらしい…)。 今回はタイミングが悪くて島に上陸できませんでしたが、クックスハーフェンから船でも行けるというので、いつか行ってみたいですね。島内はなーんにもないそうです。その「何もない」ところがいいのかも。
by primno_abyssalis
| 2006-08-08 00:33
|
|
ファン申請 |
||